神戸市灘区の森好徳税理士事務所、税金・経営・相続・不動産のことなら 電話078-385-3496

■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■青色申告とは?

 個人で事業を新しく開始なさったり、新しい法人を作って事業を行おうと考えておられる方々が必ず目にする言葉で「青色申告」とか「白色申告」というものがあります。

 「青色」とか「白色」と言われてもピンとこないと思いますが、今回はこの「青色申告」と「白色申告」についてご説明していきたいと思います。

 「青色申告」とは、難しい言葉で言いますと「正規の簿記の原則」、一般的には複式簿記と呼ばれる方法でお帳面をつけている場合に選ぶことができる申告方式です。そしてこの青色申告を行っている場合には税金を計算する際にいくつかの特例を受けることができ、節税することができます。

 つまり「きっちりと手間をかけてお帳面をつけてくださっている方には、ご褒美をあげましょう」という制度であるとご理解いただければよいと思います。

 一方「白色申告」とは青色申告を行っていない方、青色申告を選択しておられない方がおこなう申告方式です。記帳は青色申告と比較すると簡便で済みますが青色申告で受けられる税務上の特例を受けることができません。

 この「青色」「白色」は昔申告書の色を青と白に区別していたからそのように呼ばれているそうです。なお青色申告を選択した場合には次のような税務上の特典が受けられます。

①青色申告特別控除
 青色申告の承認を受けた方は決算書を作成する際に最高65万円の控除を受けることができる制度です。つまり一生懸命記帳してくれたご褒美として、65万円を余分に経費として引いてくれる制度で節税になります。また簡易な帳簿によって青色申告の要件を満たすような場合には10万円の控除が受けられます。

②青色事業専従者給与
 通常事業主の奥さんやお子さんなど、生活を一緒に行っている事業主のご家族が仕事を手伝ってもその家族に対して給与を支払うことはできません。しかし青色申告を行っている場合には、そのご家族が事業に専ら従事している場合(これを「青色事業専従者」と呼びます)にはその給与を経費として計上することができます。

 なお青色事業専従者の適用を受ける場合には、「青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書」(→ 書式はこちら)を税務署に提出しなければなりません。

 ただし青色事業専従者として給与をもらっている方は誰の扶養家族にも入ることができませんのでこの点には注意が必要です。

③貸倒引当金の設定
 青色申告を行っている場合には、売掛金、貸付金などの貸倒損失見込額として年末残高の5.5%の貸倒引当金を経費として計上することができます。(事業所得の方のみ)

④純損失の繰越と繰戻し 事業を開始して最初の数年などは事業が赤字になってしまうこともあると思います。青色申告を行っていると、この赤字を翌年以降最大3年間繰り越すことができ、翌年以降に黒字が発生した場合には繰り越した赤字と相殺することができます。
 白色申告ではこの適用がありませんので、開業された方などは青色申告にしておくと2年目、3年目に黒字化したときに節税が可能になります。


 
 なお青色申告の承認を受けるには、複式簿記で帳簿を作成しなければなりません。複式簿記は一言で説明することはなかなか大変ですが、手作業で行う場合にはかなり面倒な作業です。ところが一般に市販されている「弥生会計」「弥生の青色申告」などの会計ソフトを利用すれば簡単に複式簿記が作成できて青色申告の要件を満たしますので、当事務所ではパソコンによる記帳をお勧めしています。

関連記事

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

プロフィール

森税理士事務所

Author:森税理士事務所


 「親しみやすい税理士事務所」を実現できるよう、日々業務を行っています。

 税金に関するちょっとしたご不明点などでしたら、いつでも無料でご相談を行っています。

・お問い合わせフォーム または

・電話 078-414-8087
(10時-18時 土日祝休)

からお気軽にご連絡ください。

検索フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。